従来私ども解体工事業者は直接お客様とお取り引きさせて頂く事は稀です。
通常は下の図のような流れで工事発注が行なわれ、我々解体工事業者は工務店や内装施工会社などから発注して頂く事が通例です。

通常の発注

そして図のように解体工事を含む各工事金額に対して各中間業者が慨ね10％～30％の中間マージンを上乗せしているので、工事金額を大幅に押し上げているのが現状です。
※施工会社の他に建築ブローカーなどの中間業者が入り、さらに工事金額を押し上げられることもあります。

そこで私どもはお客様に対して、分離発注をご提案し、直接弊社に発注して頂く事で中間マージンを無くし、より質の高い工事をより安価にてお客様へお届けする事が可能となります。

分離発注

内装解体工事の場合、現状復旧工事（事務所仕上げ）での完工を条件とする物件もあります。その場合は弊社より当該工事に適した施工工事をご紹介し、その業者の監理のもと完工して頂く事も可能です。
当然のことですが、その際私どもはご紹介した施工業者に対し、中間マージンを上乗せしたり、紹介料を頂いたりという金銭的取り引きは一切致しません。依って工事コストを押し上げたりするようなことはありませんのでご安心ください。

現場作業員に対する安全管理の徹底

平成18年度に発生した労働災害での死傷者数はなんと121,378人にも達しています。
1時間に14人もの労働者が業務上の事故の犠牲に遭っています。その中でも建設業に携わる方の割合は製造業の29,732人（24.5％）に肩を並べ26,872人（22.1％）と、第2位という現状があります。中でも転倒、墜落、転落がトップを占め、改めて安全管理の重要性が求められています。
その中でも特に解体工事は危険と常に隣り合わせの工事業務で、我々は常にこの事を意識していなければなりません。

私どもは安全性を第一に工程を組み、経験豊富な現場責任者のもと工事作業を進め、作業前点検や、工事の見直しなどを常時行うよう、徹底させています。
また、多くの経験から効率を高める事と安全性を高める事は決して反比例する事では無いという事を認識しており、“手抜き”などに依る事故は絶対にあってはなりません。
私どもは日頃から、一人一人が責任を持って作業に取り組むよう指導しておりますのでご安心下さい。
また万が一の事態に備え、法廷労働災害保険をはじめとする救済措置も整備し、お客様へのご負担などが発生しないよう監理しています。

非解体物の保護

非解体物、いわゆる既存物に対しての保護、養生を怠ってはいけません。
雑居ビルなどのテナントの解体工事では、当然エレベーターや階段を使用して搬出することになります。その際壁面や天井、さらには床面などを傷付けてしまっては元も子もありません。また、第三者が通行するような場所を使用する場合は接触事故等に特に気を付けなければなりません。当然のことですが、私どもは施工前には必ずお客様と打ち合わせをした上で、各所の養生を徹底しております。

残念ながらこれらを軽視した業者が、後にビル側に大きな損害を与え損害賠償にまで発展した事例もあります。
弊社では万が一に備え、事業活動に伴う賠償責任保険にも加入しておりますのでご安心してご依頼ください。